◆テーマ:よこすか近代遺産の発見~横須賀製鉄所が残したもの150年~
平成27年(2015年)は、慶応元年(1865年)に横須賀製鉄所が創設されてから150周年に当たります。当時、三浦半島の一寒村にすぎなかった横須賀は、製鉄所開設を契機とし、軍港への多大な国家的投資と相まって、多くの技術者、職工、軍人及び商人たちが集まり、現在につながる横須賀の市街が形成されました。また、横須賀製鉄所は、わが国への西洋文明導入の拠点であり、製鉄所から軍港に至る歴史の中で、横須賀はその近代工業技術を全国に発信してきました。
この、横須賀製鉄所開設に始まる150年間の歴史より、横須賀のまちの成り立ちを再認識し、横須賀の将来あるべき姿と景観の方向性について、意見交換や議論を通じ、景観意識の醸成・啓発を図りました。
■主 催:よこすか都市景観協議会
共 催:横須賀市
■開催日時:平成27年2月8日(日)
13時30分~17時
■開催場所:ヴェルクよこすか6階ホール
(横須賀市日の出町1-5)
■概 要:
○ 第5回 よこすか都市景観協議会賞
授賞式
・後世に伝える浦賀の鏝絵普及活動/
浦賀鏝絵の会 辰巳忠志
・横須賀「海と船が見える坂道」発
掘・マップ作成活動/吉田秀樹
・広告景観推進協力員の活動/
広告景観推進協力員
・芦名 淡島神社の流し雛/淡島神社
・市立万代会館の文化祭活動/横須賀建築探偵団
○ 基調講演
・講演者:山本 詔一
・テーマ:横須賀製鉄所から造船所へ
・郷土史家の観点から、横須賀製鉄所から造船所までの時代の横須賀の文化や街並みについてお話をいただきました。
○ パネルディスカッション
・テーマ:よこすか近代遺産の発見
~横須賀製鉄所が残したもの150年~
・コーディネーター:関東学院大学教授
水沼 淑子
・パネリスト:
よこすか都市景観協議会元会長 長島 靖夫
郷土史家 山本 詔一
公益社団法人横浜歴史資産調査会常務理事 米山 淳一
横須賀市公共建築課課長補佐 亀井 泰治
横須賀市自然・人文博物館学芸員 菊地 勝広
○ その他
・ 会員団体の活動展示(パネル)
■記 録 集: